Windows7のXPモードでIE6を起動!

仕事柄、もはや骨董品となりつつあるIE6の検証をどうするかが課題でした。
IE Testerなどのツールで擬似的に確認はできますが、やはり本物で見ないと、特にJavaScriptの挙動などは予測しきれないものがあります。
今回、Windows7の中でWindowsXPの環境を再現する「XPモード」という機能を使ってみましたが、これが意外と簡単に導入できました。
XPモードの中で動くIE6の起動ショートカットをデスクトップに作成することもでき、ほとんど単体のWindows7アプリケーションと同じ感覚で使用することができます。

唯一の注意点は、Windows7のエディションです。
Microsoftの日本語ページによると、XP Mode が利用可能な Windows 7 のエディションは、Professional、Ultimate、Enterprise のみとなっています。
私はProfessionalの32bit版と64bit版で動作確認しました。
以下、導入手順のおさらいです。

まずはこちらのWindows XP Mode ダウンロードページからインストーラを入手しましょう。MicrosoftのサイトですがIE以外のブラウザでもダウンロードは可能です。というか、IEだとダウンロードに失敗したとき萎えるのでFirefoxやOperaなどを使いましょう。
お使いのWindows7エディションと言語を選択して、その下に3つ並んだダウンロードボタンをぽちぽちっと押します。一番左のは数百メガバイトの巨大ファイルなので、少々時間がかかります。
あとはダウンロードしたインストーラを順番に実行していきます。2つ目と3つ目のインストーラ実行の後に再起動が必要です。

インストール完了後、スタートメニューから「すべてのプログラム – Windows Virtual PC – Windows XP Mode」とたどって Windows XP バーチャルマシンを起動します。
Windows XP Mode プログラムメニュー
初回起動時のみ、Windows XP アカウント用パスワードなどの設定画面が表示されますが、2回目からは表示されません。

で、無事 Windows XP のデスクトップ画面が立ち上がったら、すぐさま Internet Explorer のアイコンを右クリックして、ショートカットを作成します。
Internet Eplorer ショートカットの作成
ショートカットの名前は適宜変更してください。私は「IE6」にしました。

次に、Windowsエクスプローラを起動します。スタートメニューから「マイ コンピュータ」を選ぶのが一番分かりやすいですかね。
「マイ コンピュータ」からWindowsエクスプローラを起動

Windowsエクスプローラが起動したら、「ローカル ディスク (C:)」のアイコンをダブルクリックします。
ローカル ディスク (C:) をダブルクリック
警告っぽい画面が出るかもしれませんが、かまわずCドライブの中へ入っちゃってください。
その後は、「Documents and Settings – All Users – スタートメニュー」と順番にフォルダをたどっていきます。

次に、先ほどデスクトップ上に作成したIE6のショートカットを、このスタートメニューの中にドラッグして移動させます。
IE6のショートカットをスタートメニューの中へドラッグ
この場所にショートカットを置いておくと、Windows XP 用のプログラムを Windows 7 のスタートメニューから直接起動できるようになるというわけです。

あとはスタートメニューからログオフして、 Windows XP バーチャルマシンでの作業は完了です。
ここでWindows7側のスタートメニューを確認してみましょう。「すべてのプログラム – Windows Virtual PC – Windows XP Mode アプリケーション」とたどっていくと、先ほど作成したIE6のショートカットがあるはずです。起動してみましょう。

いくつか画面が現れたり消えたりしますが、気にせず待っているとIE6が単体のアプリケーションのように起動します。
Windows 7 のデスクトップ上に Windows XP スタイルのウィンドウが突如出現するので、気になり始めるとかなり奇妙な光景だと思います。
ちなみにバージョン確認画面はこんな感じでした。
XP Mode で起動したIE6のバージョン確認画面

IE6を使うという目的に限れば、最初の設定をした後、Windows XP バーチャルマシンの画面を開く必要はなさそうです。
ちなみに、スタートメニューの中のプログラム名をマウス右クリックしながらデスクトップへドラッグすると、ショートカットを作成することができます。
スタートメニューから起動すると少し階層が深いので面倒ですが、こうすればほとんど他のWindowsアプリケーションと同じ感覚で使えます。
これはIE6検証環境の決定版かもしれない。なにせ本物ですから。

2011-11-18 追記
Windows XP バーチャルマシン上のIE6を何回か使っているうちに、エラーダイアログが出て単体で立ち上げることができない場合があります。
その場合は「すべてのプログラム – Windows Virtual PC – Windows XP Mode」でWindows XPの画面を出して、その中で普通にInternet Explorerを起動させています。
詳しいことはよく分かりませんが、どうもバーチャルマシン上でWindwos Updateやその他更新プログラムが走っている場合にこうなることが多いみたいです。

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